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中国で勝てる中小企業の人材戦略

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中国で勝てる中小企業の人材戦略
-「生存できて2年」の市場を生き抜く-

姫田小夏 著
定価:本体1,800円+税
判型:四六判
頁数:224頁
ISBN 978-4-88696-026-9

「中国のスピード感」と「日本の慎重さ」――人と人の和で新たな価値を生むために

中国ビジネスについての情報はあふれているが、真の意味で中国人消費者とクロスする目線を持つ日本人経営者は少なく、市場進出に躓く例はあとを絶たない。

「中国のスピード感」と「日本の慎重さ」――対極ともいえる要素を補完して利益を生み出すために、扱いの難しい中国人人材とどう向き合うべきか? 信頼できる中国人仲介者とは? きめ細やかなサービス業は可能か? 優秀な若い人材をどう確保するのか? 

日本の中小企業が中国市場進出の際に直面しがちな問題を、著者が上海でビジネスをする際に経験した事例や、豊富な企業取材をもとに徹底分析する。

姫田小夏(ひめだ こなつ)

中国情勢ジャーナリスト。東京都出身。大学卒業後、出版社勤務等を経て97年から上海へ。98年上海留学、翌年上海で日本語情報誌を創刊、日本企業の対中ビジネス動向を発信。2008年夏、同誌編集長を退任後、東京で「ローアングルの中国ビジネス最新情報」を提供する「チャイナ・ビズ・フォーラム」主宰に。現在、中国で修士課程に在籍する傍ら、日中を往来しつつ執筆・講演活動を行う。「ダイヤモンド・オンライン」、「JBpress」等にて定期連載。

チャイナ・ビズ・フォーラム

目次

はじめに

<第1部 中国人と日本人>

【第1章 中国人は怖いのか?――厄介な隣人、その反日感情】
ネットの悪口「小日本」「日本鬼子」/〈イトーヨーカ堂〉襲撃と一本のバラ

【第2章 いまどきの日本人像――2000年~東日本大震災を経て】
中国で勢いを失う日本/3・11、中国研修生を救った日本人/原発事故と中国の食塩買い占め騒動/イメージは好転も悪化もメディア次第

<第2部 中国人人材の本質>

【第3章 中国人経営者はこんな人――鼻息荒く、変わり身はやく】
パクって、儲けて、市場が荒廃/民間企業は「生存できて2年」/高速鉄道化計画に見るせっかちさ/管理されたくないから管理しない/海外展開は暗中模索

【第4章 中国人ビジネスパートナー――考えの違いをいかに埋めるか?】
マネーゲームを経て「人の和」重視へ/中国人が信頼するパートナー/いざとなれば「逃げるが勝ち」/実体経済重視の傾向/日本企業の出番

【第5章 油断ならない中国人仲介者――ビジネスへの割り込みに注意】
中国人通訳に潰された会社/ビジネスを牛耳る中国人仲介者/すべて鵜呑みの日本人経営者/持っていく中国人通訳/中国人通訳はこう使う

【第6章 「80后・90后」社員の時代――「一人っ子政策」が生んだ新人類】
いまどきの若手社員/“一人っ子政策の象徴80后”の価値観/猛勉強と社会常識の欠落「店長なんてとんでもない!」/〝頭痛の種・90后〟の管理の仕方

<第3部 日本企業の挑戦>

【第7章 中国市場ウォッチ――中国人消費者が求めるもの】
人気が高まる日本ブランド/上海のスーパーで売れているもの/消費する上海の「中間層」とは/コピー商品でコーディネート/〈楽天〉型ネット通販の〈タオバオ〉/テレビ通販〈東方購物〉/おばさん殺到! 「三八婦女節」セール

【第8章 日本の技術・ブランド力――「安心」「安全」「健康」「高品質」】
高級野菜ブームと日系企業の水耕栽培/一体どう売るのか?すあ〈アサヒビール〉のモデル農園/技術のブラックボックス化/万博PRロボットの開発を依頼されて/3年経た今、「やはりノーで正解」/中国側の知財意識を見極める

【第9章 日本ブランドをどう売るか?――高額の意味とオールジャパン】
日本酒銘柄の苦戦に見る/広告とPRで普及したワイン/高額で売るか? 激安で売るか?/「青森りんご」のトップ外交/オールジャパンで存在感

<第4部 中国人人材と向き合う>

【第10章 サービス業の難しさ――企業に根づかないサービス人材】
管理職志向の優秀な人材/賞与あれど深刻な人材流出/低賃金労働者がサービスを担う/売る人材の育成という課題/「英語力」より「接客力」の現場で/上海ディズニーランドは「夢」を売れるのか?

【第11章 中国人人材採用の課題――「行きたい会社」ではなくなった日本企業】
中国人学生が志望する企業/日本企業の内定を蹴る中国人/日本企業は〝マナー教育機関〟/現地採用から、新卒の本社採用へ/日本本社採用の「痛し痒し」/〈P&G〉に学ぶ中国人人材採用戦略/存在感に欠ける日本企業の採用活動

【第12章 中国人社員と向き合う――日本人経営者に求められる資質】
〈資生堂〉初代中国総代表に学ぶ/留学生として郷に入った経営者/社員が求める「人の和」/儒教思想で企業を束ねる

【第13章 中国社会の底辺から見えること――日本人経営者への期待】
権利意識に目覚める中国の働き手たち/「ブチ切れ」の背景には格差問題/新世代の民工像/道徳心の欠如は最大のカントリーリスク/中国に家族を持つつもりで

おわりに